俳優の大泉洋(51歳)が、12月29日に放送されたドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー 大泉洋 ~北の大地に希望を託して~」(NHK)に出演。俳優として活躍する大泉に対する父の想いを聞き、涙を流した。
大泉の父・恒彦さんは若かりし頃、俳優の道に進みたいと、日本大学芸術学部への進学を目指すものの、親の猛反対により断念。教師の道に進んだという。
番組のインタビューに答えた恒彦さんは、大泉の活躍について「私がそういう(俳優になりたい)気持ちだったから、あいつがそうなったとは思ってないけれどもね。思ってないけど、面白いなぁと思って。よくぞ、そういう道を歩んでくれたなっていう気持ちはありますけど」と語る。
そして「私はもっともっとやってくれと思ってる。もっともっと努力をしてもらいたい。テレビを見る人も映画を観る人も『なるほどな』。俳優の姿が素晴らしいと思うのではなくて、演じられている内容が素晴らしいということを思わせてくれるような俳優になってもらいたい。60歳、70歳になっても俳優として生活できるのであれば、こんな素晴らしいことはない」とエールを贈った。
そんな父の言葉に、涙を流した大泉。最後は「いやぁ…泣いちゃいました…いやいや…やっぱり、ハンカチ入れておくんでしたね…」とポツリと語った。