俳優の新井浩文(46)が復帰する。劇作家・赤堀雅秋氏(54)の一人舞台と映画監督・山下敦弘氏(49)のロードムービーが交互に展開する舞台「日本対俺2」で、新井は、日替わりゲストの1人として最終日の12月28日に出演する予定だ。
新井は、2018年に派遣型マッサージ店の女性従業員への強制性交罪に問われ、懲役4年の実刑判決を受けて服役。24年7月に仮釈放され、刑期が満了したこともあり復帰したようだ。
新井の復帰で、注目を集めているのがムロツヨシ(49)。今のところ、何も発信をしていないが、新井の事件直後は公私ともに親交の深い2人の友人関係がクローズアップされた。
「ムロは新井が逮捕された直後に、当時のツイッターを更新し、《目を見て、悪いことをした、と言ったら、思いっきり、叱ります、嫌という程、叱ります、それだけです、まだ目を見てない、だから俺は普段通り、これから飲みいってくるよ、来れそうだったら連絡してな、いってくるね》などと投稿しました。被害女性の感情を逆撫でするような投稿だったため、多くの批判が起こりました」(女性週刊誌記者)
ムロはさらに《こっから、また、応援しよう》とも投稿。主語がないので、どちらも新井のことを言っているという確証はないが、2人の関係やタイミングから新井を擁護しているようにも読めたため、ムロは一時炎上状態となった。
■“かぶり”もあってまばらだった新作映画の記者会見
そして、新井の復帰が発表されたことで、《新井浩文を応援してる一般人ファンなんて存在しなくない? 応援してんのってムロツヨシとかその辺の身内だけでしょ》《新井浩文の話題が出るとセットでムロツヨシのキショムーブも思い出される》とXで蒸し返されている。
「ムロさんに限らず、ささいな不祥事を起こした芸能人でも復帰するたびに《芸能界は甘すぎる》《見たくない》といった声が必ず出てきます。不適切発言で活動休止していたフワちゃんが女子プロレスラーとして復帰することを発表しましたが、『時が流れても許さない』というのが昨今のSNSの風潮になりつつあります」(芸能プロ関係者)
ムロは、12月19日公開予定の福田雄一監督作品、映画「新解釈・幕末伝」に主演しており、先日はその記者会見があった。同時間帯に「ベストジーニスト」の会見があったことで会場に記者が思ったより少ないとボヤいていたが、“イベントかぶり”だけが理由ではなかったようだ。
「ムロは今作で福田監督20作品中、19作品に出演することになります。SNSには《どうせワンパターンのアドリブ喜劇》《さすがにこのコンビは見飽きた》といったコメントが少なくありません。新井浩文との親交が大きなダメージにはならないでしょうが、SNSの書き込みを読む限りその影響はゼロではないでしょう。ムロもキャリアや年齢を考えると、若いファンにも受け入れられるようなキャラにイメチェンしていくタイミングを迎えている思います」(映画関係者)
新井の復帰とは無関係にムロ本人も正念場を迎えつつあるようだ。
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大人気のTBS系火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」に出演中の夏帆にも、新井浩文の影がチラついた時期があった。気になるなら【関連記事】も合わせて読みたい。