
俳優・北村匠海が26日、MBS・TBS系で放送された「日曜日の初耳学」に出演。朝ドラのオーディションで、一瞬でかなわない、と思わされた俳優について語った。
北村は今年放送されたNHKの連続テレビ小説「あんぱん」でやなせたかしさんをモデルにした主人公の夫を好演した。今回が初めての朝ドラ出演だった。
実は19歳の時、2019年放送の「なつぞら」のオーディションを受けており、「落ちました」とさわかに告白。吉沢亮、清原翔らと役を争ったという。吉沢はヒロイン(広瀬すず)の幼なじみで夭逝した山田天陽役を好演した。
吉沢は、過去に「初耳学」に出演した際、北村らと争った「なつぞら」オーディションについて「このメンツと並べられたら落ちたかも」と思ったことを打ち明けていたが、その放送を見ていた北村は「あの時、放送見てて、『何を謙遜してらっしゃるんだろう、吉沢亮くんが。絶対、吉沢亮でしょ』」と思ったという。「(吉沢くんの)存在感が圧倒的でしたし。佐藤寛太っていう劇団EXILEの役者と一緒だったんですけど、オーディションの後、2人でコーヒー飲みに行って、『落ちたな…、これは落ちたな』って(話した)」。
オーディションで一緒だった吉沢について、「もう、光ってる子は、入ってきた瞬間に分かる」と振り返り、佐藤と「僕らが自己紹介したの、意味なかったんですかね?って(2人で話した)」と思い出しながら笑った。