里見浩太朗 超大物歌手を激怒させた過去「何すんのよ!」 65年前に撮影中止になった思い出

俳優の里見浩太朗(88)が、27日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」(金曜後7・30)に出演。超大物歌手を激怒させたエピソードを語った。 スタジオにて「浩太朗さんは、若い頃ぼーっとしてケガさせちゃったんだって?」と聞かれた里見。「古い話なんですよ」と前置きし、1959年の映画「お染久松そよ風日傘」の撮影現場での思い出を語り始めた。  共演したのは昭和のレジェンド歌手・美空ひばりさん(享年52)。ひばりさんは油屋の娘・お染役。里見は丁稚・久松を演じた。この2人が恋に落ちるというストーリーだが、「ある日“久松行くわよ~”って言って先にお染さんが玄関に出る。その時、玄関に並んでた油つぼにちょっとひっかかるんです。油のつぼがゴトーンってひっくり返る」というシーンがあった。 その後里見は「用意スタート」の合図で廊下へ走ったが、床には本物の油がまかれていたといい「ステーンってひっくり返った。油の上だからずーっと滑って。お嬢さん(ひばりさん)にドーンってぶつかって」と成す術もない状態に。  「ひばりさんひっくり返って“何すんのよ!”って怒ってんですよ」と語り、凄まじい状況のため、その日は撮影中止になってしまったと明かしていた。

「自分が壊れてまで人に優しくするの無し」 中山美穂さん元夫・辻仁成の「お願い」に感涙「ブッ刺さって泣いた」

2024年12月6日に死去した歌手で俳優の中山美穂さんの元夫で作家、ミュージシャンの辻仁成さんが、21日にXを更新。「父ちゃんからのお願い」とするメッセージに、「刺さった」などとする反響が多く寄せられている。 ■「嫌われたくないからといって…」  辻さんは「自分が壊れてまで人に優しくするの無し」と呼びかけ、「嫌われたくないからといって、みんなに優しくすると必ず辛くなります」と説明した。  続けて、次のようにメッセージをつづった。 「優しい人と思われなくても生きていける今がきついなら、やめてよし無理して嫌われなくていいが無理して好かれなくてもいいのだとにかく周りは気にせず生きなさい」  この投稿に、ネットでは 「優しい言葉」「ブッ刺さって泣いた」「涙出てくる…」「今一番欲しかった言葉」  といった声が寄せられている。

広末涼子や斉藤由貴に萬田久子、不倫発覚も表舞台に立つ“鋼メンタル”な女優たち

女優にとってスキャンダルは命とり。とりわけ不倫によるイメージダウンは大きく、それにより仕事が激減するケースは少なくない。かと思えば、スキャンダルもなんのその、何事もなかったかのように第一線で活躍を続ける女優たちがいるのも事実。一体その違いとは? 彼女たちがしれっと表舞台に立ち続けられるのはなぜなのだろう─。 「不倫をすること自体そうですが、不倫をしてなお自分を貫いていくのは、女であり続けたい女性たち」と芸能評論家の宝泉薫さん。 不倫相手と子どもがいるも、事実婚を選択 萬田久子 その代表として挙げられるのが萬田久子(66)。妻子ある7歳上のアパレルメーカー社長との不倫が発覚したのは彼女が28歳のときのこと。不倫の最中、男性との間に1児をもうけている。 「彼女は高校生まで太っていて、25キロやせてミス・ユニバース日本代表になった。根本にはコンプレックスがあって、普通以上に女として成功することに貪欲なものがあるのを感じます」(宝泉さん、以下同) その後男性の離婚が成立するも、結婚はせず事実婚を選択。’09年に男性の会社が買収されると、株主だった萬田は約10億円の株長者に。男性が60歳で亡くなった際には喪主を務めている。近年は仕事を選びつつメディアに登場。艶やかな笑顔に、不倫のイメージを見ることはない。 「始まりは不倫でも、略奪してからは30年以上添い遂げた。ブレずに自分を貫き、自立した女の立ち位置を手に入れた。そこが不倫を何度も繰り返す人とのイメージの違いです」 今井美樹(61)も不倫を成就させた例。布袋寅泰を前妻の山下久美子から奪い、’99年に結婚、’02年には一人娘が誕生している。 「今井さんにしてもそうですが、不倫をする女性には、自分こそが運命の相手なんだ、という感覚がある。奥さんのほうが先に彼と出会ったけれど、自分のほうがふさわしい。順番が違っただけ、だから奪うしかない、という考え」 もともと今井と山下は友人同士。不倫当時、山下夫婦の自宅に離婚届が届くなどの嫌がらせがあった、と山下は自著で明かしている。そんな中、今井は布袋の作詞・作曲による『PRIDE』をリリース。ミリオンセラーを記録する。 「『PRIDE』は不倫が生んだ究極の純愛ソング。あれでもう山下さんも諦めたんだと思います。本当にきれいな曲なんですよね。純粋性が強調されていて、不倫の下品なイメージを浄化している。あの一曲でねじ伏せた。略奪後は子どもも育て、自分が生涯の伴侶にふさわしい女だったということを証明しました。そこは強い」 不倫・略奪に独自のスタンスを見せるのが、小泉今日子(58)。 お相手は俳優の豊原功補で、’15年3月に不倫が発覚し、’20年に豊原の離婚が成立。しかしその後も結婚はせずにパートナー関係を続けている。彼女の不倫に関しては、騒動もさほど盛り上がらなかった感がある。 「豊原さんの前妻が芸能人ではなく、相手の顔が見えないので、あまり生々しく感じられなかった。それに不倫が発覚したのが中年になってからで、昔のアイドルが好き勝手に生きていると受け止められました」 現在は豊原らと設立した『新世界合同会社』でプロデュースを手がけるほか、自身は地上波に限らず映画や舞台に淡々と出演を続けている。 「彼女はその都度付き合う男性の影響を受けるところがあって、永瀬正敏さんと結婚していたときはアーティスト志向だった。近年は政治的発言もしていますが、そうした言動や仕事のスタンスも豊原さんの影響があるのでしょう。そういう部分を含めて’80年代のアイドル時代とはもう別物になってしまっている。第一線というよりは、ちょっと引いた場所で勝負していくしかない。本人もトレンドに背を向けて、地味にやっていければいいと思っているのでは」 度重なる不倫報道でも最前線で活躍し続ける 川崎麻世との不倫が発覚し、会見で反省の弁を述べる斉藤由貴 同じ’80年代アイドルでも、斉藤由貴(58)のケースはまた違う。’91年に尾崎豊さん、’93年には川崎麻世との不倫が発覚。’94年に一般男性と結婚し、3人の子を授かるも、’17年にかかりつけの開業医との不倫がスクープされる。キス写真や彼女の下着を頭にかぶる医師の写真も流出し、なんとも生々しい。しかし度重なるスキャンダルもなんのその、仕事は途切れず女優の道を突き進む。 「彼女の場合、スキャンダルのイメージも含めて全部仕事にしていくような、女優の業みたいなものがある。ある意味肝が据わっています」 医師との関係は長らく続き、昨年11月には斉藤が医師のクリニックの前で泣き叫び、警察が出動するという騒ぎを起こす。だがそれも、またかといった感があり、イメージダウンにはつながらず。 「そういうキャラだからもう仕方ないと認識されている。そういう女優だと認めさせた。いわば不倫が芸の肥やしになっているのを感じます」 不倫をステップにしたのが篠原涼子(51)。 ’01年、24歳上の市村正親と不倫、略奪婚したと報じられた。その後、女優として大きな飛躍を果たす。 「ミュージカル俳優として一流の男と結婚して、そんな男に認められた女というイメージを獲得した。小室ファミリーとしてヒット曲も出したけれど、一発屋で終わってもおかしくなかった。それは市村さんとの出会いが大きいです」 市村との間に2児をもうけるも、’21年に離婚。その原因として、韓国のダンス&ボーカルグループ『SUPERNOVA』のグァンスとの不倫疑惑が報じられた。しかし騒動は続かず、いつしか下火に……。 「グァンスとの仲も離婚後にそんなことも原因だったんじゃないかといわれた程度で済んだ。市村さんと泥沼になってないのも不倫の印象を遠ざけました」…