韓国・尹大統領の拘束令状を発付 非常戒厳をめぐり【スーパーJチャンネル】(2024年12月31日)

韓国の非常戒厳を巡り、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の拘束令状が発付されました。ソウルの大統領公邸前から報告です。 (河村聡記者報告) 道路の向こうの坂を上った先に大統領公邸があります。 弾劾(だんがい)案の可決後、大統領はこの公邸で過ごしているとみられています。 その周辺では連日、大統領支持者らによる集会が続いていて、31日は令状の発付を受け「拘束すべきは大統領ではなく野党代表の方だ」などと訴えています。 非常戒厳に反発し、弾劾や拘束を求める集会に若者の姿が多くあった一方で、こちらの集会は圧倒的に年齢層が高く、20代や30代の姿はほとんどみられません。 男性の割合も多く、強固な保守層が集まっているとみられます。 大統領側の弁護団は「違法な令状請求によるものであり無効だ」として憲法裁判所に効力停止の仮処分を申請するとしています。 捜査当局としてはこれから1週間が身柄拘束の期限となりますが、拘束に踏み切ることになれば集まった支持者らとの衝突も予想されます。 支持者の一人は「きょうは夜になってもここに残るつもりだ」と話していました。 警察も配置されるなか、緊張状態が続くことになりそうです。

2度目離婚の加護亜依、未成年喫煙での解雇を述懐…13年ぶりに再会した事務所会長から受けた粋な言葉も告白

元モーニング娘。のメンバーでタレント・加護亜依が、30日放送のテレビ朝日系『しくじり先生 私みたいになるな年末1時間SP』(午後11時40分)に出演し、「2度の未成年喫煙で大転落しちゃった先生」として授業した。番組側が10年以上オファーして出演が実現。小学6年生の3月にオーディションに合格してグループ入りしてからの生活を振り返り、14歳で家賃月80万円の高級マンションに住んでいたことなどを明かした。 加護は2000年、12歳でモーニング娘。に加入。中学1年生の4月から活動を始め、同期で同年齢の辻希美とともに人気者になり、ミニモニ。などの派生ユニットでも活躍した。当時は無邪気な妹キャラだったが、それも「全て計算してやっていました」と告白した。また、14歳で高額納税者番付に入り、家賃月80万円のマンションに住んでいたことも打ち明けた。そして、04年に16歳でモーニング娘。を卒業。辻のユニット・W(ダブルユー)として活動した。だが、06年2月、18歳で飲食店での喫煙が週刊誌の記事になり、長期の謹慎処分になった。 「同居していた祖母が愛煙家で吸っている姿に憧れていました。なので、最初に吸ったのは祖母のシケモク(吸い殻)。そして、初めて外で吸った時に同じ飲食店に居合わせた記者に撮られました。その後、自分のことを報道するワイドショーを見て、だいぶショックでした。東京の家を引き払って、奈良の実家で謹慎生活をしていました。考えると、メンバーもライバルなので弱みは見せたくなかったし、本音で悩みを話せる人がいませんでした。(辻も)友達ではなく、戦友でした」 そして、活動再開の兆しがあった1年後の07年2月に3度目の喫煙が週刊誌報道で明るみになり、事務所を懲戒解雇になった。当時を振り返り、加護は言った。 「ずっと吸っていなかったのですが、当時、付き合っていた彼と群馬の草津温泉に旅行に行き、『ここなら大丈夫』と彼の車の中で1本もらって吸ったところを撮られました。事務所からは開口一番で『解雇だね』と言われました。ごっちん(後藤真希)は『マジか~』と言っていました」 その後の状況も振り返った。 「ロサンゼルスに逃亡しましたが、芸能活動しかできないと思って歌のレッスンやオーディションを受けました。帰国したら、私を脱がせようとするおじさんがたくさん近づいてきました」 AV出演のオファーもあり、「70%ぐらい挑戦する気持ちはあった」というが、周囲の説得を受けて断るに至った。一方でファンとの触れ合いがなくなったことで、恋愛依存体質になったものの、仕事にも恋愛にも疲れていたという。 人生の転機になったのは、12年に第1子を出産。16年に第2子も出産したことだった。「これまでは自分のことしか考えてこなかった人生だったんですが、子ども出産して育てていくうちに、自分以外の人を愛せるようになりました」。そして、31歳の時にかつて所属した事務所からイベント出演のオファーが届き、13年ぶりに辻とのWが復活。同事務所の会長にあいさつに行くとジョークを込めて「いいよ、1回座れよ。とりあえず、タバコ吸う?」と言われたという。 「これで13年間の思いが溶けました。もう、時効なんだと思いました…」 長女は12歳。自身がモーニング娘。に加入した年齢になったと言い、「私の反面教師でしっかりしています」。そして、まとめでは「自分の後悔に後悔しない」と教訓を伝えた。 「ずっと(喫煙騒動のことを)後悔していて全く前に進めなかった。でも、後悔せずに生きていこうと思えるようになったのは子どもを産んだからです。あきらめずにいれば、再びステージにも立てる。反省しきったら前を向いてもいいんじゃないかなと思います。ここからはしくじらないように生きていこうと思います」 36歳になった加護はこの放送前、インスタグラムを更新。約2年前に2度目の離婚をしたことを明かしており、「子ども達2人と既に新しい生活を始めております。これからも母として、お仕事にも精進して参りますので温かく見守って頂ければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い致します」と呼びかけている。

チェジュ航空179人死亡の事故機と同型機で「着陸装置」に異常…空港に引き返す 韓国・務安空港はバードストライクの発生率“全国最大”

韓国・務安国際空港で発生したチェジュ航空の旅客機事故は、179人が命を落とすという痛ましい結果をもたらしました。この事故は、乗客や乗員にとって衝撃的な出来事であり、航空業界全体に深刻な影響を及ぼしています。   事故が発生したのは、昨日の午後、務安空港に着陸しようとしたチェジュ航空の旅客機が炎上した際のことです。この悲劇的な事故の原因として、バードストライクが指摘されています。バードストライクとは、航空機が飛行中に鳥と衝突する現象であり、特に務安空港は全国的に見てもその発生率が最も高いことで知られています。 昨日の事故を受けて、同じ機種の別のチェジュ航空の旅客機が今朝、着陸装置に異常を発生させ、空港に引き返す事態が発生しました。この機体には、乗客のうち21人が不安を理由に搭乗を取りやめたとの報道もあり、事故の影響が広がっていることが明らかになっています。 事故の原因を究明するため、韓国の事故調査委員会は回収したブラックボックスの分析を進めており、詳細な調査が行われています。また、事故発生時には空港が鳥に関する注意を呼びかけていたことも、バードストライクの可能性を示唆しています。 このような状況を受けて、航空業界では安全対策の見直しが求められています。特に、バードストライクに対する対策が重要視されており、今後の航空運航においては、より一層の注意が必要とされています。 韓国の航空業界は、この悲劇を乗り越え、安全な飛行を確保するために努力を続けなければなりません。航空機の安全性を高めることは、乗客の安心を確保するために不可欠であり、今後の調査結果に注目が集まります。