中居正広「“9000万円”女性トラブル」で、フジテレビがマスコミに猛抗議する「深刻な理由」

年の瀬に芸能界が激震に見舞われている。 国民的アイドルグループSMAPの元リーダー・中居正広に“9000万円”女性トラブルが浮上しているのだ。 口火を切ったのは12月19日発売の「女性セブン」で、昨年、中居のいる飲み会に参加した女性がトラブルに見舞われ、後日、中居から解決金9000万円が支払われたと報じた。同誌の取材に中居の代理人はトラブルがあったことは認めつつも、その内容については守秘義務をたてに明かさなかった。 すると、今度は26日発売の「週刊文春」がこの問題を詳報。女性セブンがことの顛末をリポートしているのに対し、文春は女性がかつて勤務していたフジテレビの局内事情を追及している。 文春によると、彼女が被害に遭うきっかけとなった飲み会をセッティングしたのは、上司の編成局幹部のA氏。ところが飲み会当日にA氏ら参加予定者が全員欠席したため、彼女は中居とマンツーマンに……。 結果、心に大きな傷を負う一夜が訪れたのだという。 A氏らの欠席はたまたまなのか、それとも中居と彼女を二人きりにするために“仕組まれたもの”なのか――。 後者の見方に強く反論しているのがフジテレビだ。メディア関係者の話。 「中居さんと女性の密会を“お膳立て”したのが、フジ局員だとする報道に毅然と抗議しています。セブンや文春の報道に乗っかり、そう書いた社には、担当者が一社一社電話をかけ、事実無根であることを伝え、速やかな訂正・削除を要求しています」 フジがここまで本気で抗議することは珍しい。それもそのはず、この問題がこじれればフジは創業以来の危機的状況に陥りかねないからだ。 ◆年明けに二の矢、三の矢も 「仮に“上納システム”があったとしたら、それは上場企業であるフジテレビの信用を大きく失墜させることになります。コンプライアンス違反も甚だしく、クライアントは一斉に引き上げるでしょう。広告収入を失えば、テレビ局は立ち行かなくなる。そうなる危険性を察知したからこそ、フジは『うちの局員は無関係』という主張を前面に押し出し、メディア各社に抗議活動を展開しているのです」(テレビ局関係者) 12月27日には、フジテレビ公式HPにおいて、 《一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について》 と題するコメントを掲載。 《内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》 と全面否定したうえで、 《誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますので厳にお控えください》 と厳しい言葉で締めくくられている。 あくまでトラブルは中居と女性の個人間で発生したことーー。フジとしては明確にそう主張する必要があるのだ。 「実際に無関係であった場合、フジは風評被害を受けたことになる。他方で、昨年末に松本人志さんの性的強要疑惑を報じた文春は年明けに二の矢、三の矢を放ちました。今回は中居さんだけでなく、フジテレビもその対象になっていると言っていい。次はどんな記事が飛び出すか気が気ではなく、当事者は最悪な年末年始を過ごすことになるでしょう」(スポーツ紙芸能担当記者) 芸能界のトップに君臨する中居は各局で冠番組を持つ。あまりにも存在が大きいため、テレビ局同士が水面下で連絡を取り、今後について話し合いが行われているという。 「解決済みであることを理由にお咎めなしなのか、中居さんだけ切って終わるのか。それともテレビ局全体に問題が波及していくのか。予断を許しません」 とは前出のテレビ局関係者。一部で中居の“電撃引退”情報も流れるほど、現場は大混乱に陥っている――。

中居正広 ソフトバンクCM動画がギャラリーページから消滅 トラブル影響か

元SMAPの中居正広が出演しているソフトバンクのCM動画が、同社のギャラリーサイトから削除されたことが29日、わかった。 中居はソフトバンクのCM「ペイトク店長」編に出演。様ざまな職業に扮し、華麗なダンスを披露していたが…。 29日午前時点で、それまでソフトバンクのCMギャラリーページにあった中居出演のペイトクCMは閲覧不可能となっており「現在公開中のムービーはありません」の案内が表示される事態となっている。 中居をめぐっては、19日発売の「女性セブン」で女性との間で何らかの性的なトラブルが発生し、中居が代理人を通じて9000万円もの大金を解決金として女性に支払ったと報じられた。 これを受け、中居がMCを務めるTBS系「中居正広の金曜のスマイルたちへ」の収録が直前でキャンセルになったほか、年明け放送予定の同局「THE MC3」も放送を見送ったという情報もある。 当の中居は27日、有料会員サイトで「このたびは、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」と謝罪。「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」との声明を発表した。

韓国の旅客機事故「搭乗者の大半、死亡と推定」 生存確認は2人

聯合ニュースは29日、韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日午前9時過ぎに発生した旅客機の事故について、181人乗り旅客機は胴体着陸を試みて失敗した模様だと伝えた。韓国消防庁によると、少なくとも120人の死亡を確認、生存者2人が救助された。地元消防は「搭乗者の大半が死亡と推定される」と発表した。 聯合ニュースによると、バンコクを29日未明に出発した済州航空の旅客機は、同日午前8時半ごろ務安国際空港に接近。何らかの原因で車輪が作動せず、1度目の着陸は「ゴーアラウンド(やり直し)」となった。2度目に胴体着陸を試みたが失敗し、滑走路を離脱して外壁に衝突し、炎上したという。 地元消防本部の関係者は、搭乗者らの家族に対し「塀と衝突した後、機体の外に乗客が投げ出された。生存の可能性はほとんどない」と説明した。 韓国の通信社「ニュース1」は、機内にいた乗客と空港で待っていた家族との事故直前のやり取りを報じた。乗客はSNSで「鳥が(旅客機の)羽にひっかかり着陸できない状態だ」と連絡してきたという。エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」が発生した可能性がある。 済州航空によると、着陸に失敗した旅客機はボーイング737―800型機旅客機。乗客175人と乗務員6人の計181人が乗っていた。乗客の国籍別では韓国籍が173人、タイ国籍が2人だった。 崔相穆(チェサンモク)大統領代行は29日午後、事故のあった務安国際空港に到着した。人命救助に最優先で取り組むよう指示するとともに「遺族にはいかなる慰めの言葉も足りない」と述べた。 韓国国防省は事故を受け、災害対策本部を設置した。陸軍の地域部隊や特殊戦司令部の部隊などから約180人を投入する。【ソウル日下部元美】