秋田市土崎地区に再びクマか 土崎小では盾持った警察官が登校見守る 学校周辺で警戒強化

秋田市の土崎図書館の駐車場で2日夜、クマとみられる動物が目撃されました。近くのスーパーマーケットに侵入してとどまっていたクマが捕獲されたばかりで、警察は児童生徒の登校を見守るなど警戒を続けています。 秋田市土崎港西のスーパーマーケット「いとく土崎みなと店」で男性従業員を襲い、中にとどまっていたクマは2日、店内に設置したおりで捕獲され駆除されました。 近く住む人からは安堵(あんど)の声が聞かれましたが、2日午後7時50分ごろ、いとく土崎みなと店から約800メートルの距離にある土崎図書館の駐車場で、近くを通りかかった人が体長約70センチのクマと思われる動物を目撃しました。 秋田市の土崎地区と飯島地区では11月からクマの目撃情報が相次いでいます。 警察は3日朝、周辺にある8つの小中学校で警戒にあたりました。このうち土崎小学校では、盾を持った警察官が登校する児童を見守っていました。土崎小学校は、保護者に児童の送迎を呼びかけたほか、屋外での活動中止などを決めています。 なお、秋田市は「市街地にクマをおびき寄せる可能性がある」として、箱わなを設置しない方針です。

北海道内の中古マンション高騰止まらず 新築物件の値上がり背景に14年で3倍に

北海道内で中古マンション価格の上昇が続いている。国土交通省が11月末に発表した8月の不動産価格指数(2010年平均=100)は290.5と、14年で約3倍に上昇し、上昇率は東京都内を上回る。新築価格の高止まりと販売数の減少を背景に、居住目的の中古の引き合いが年々強まっているため。さらに、高価格帯の物件はセカンドハウスとして富裕層から人気で、マンション高騰は新築から中古市場へと舞台を広げている。 【動画】大型除雪機械「ENR-1000」を公開 JR北海道 札幌圏に初導入  札幌市中央区のマンションが立ち並ぶ一画。市内の会社に勤める男性(38)は今夏、築20年のマンション1戸を約3500万円で購入した。間取りは約80平方メートルの3LDK。男性は「新築なら5千万円を優に超える。古い割に高いとも感じたが、さらに上がる前に買おうと決めた」と話す。 中古マンション価格指数の推移  不動産価格指数は、物件の築年数や立地などの影響を除き、同一条件の物件として価格の動きを推計した指数。住宅地、戸建てなどについて毎月発表されており、マンションは「ほぼ全て中古が対象」(国交省)だ。  価格指数290.5は、基準となる2010年から価格が2.905倍になったことを意味する。道内は直近5年で52.0%上昇。東京の24年8月の指数210.5、5年間の上昇率44.1%の両方を大きく上回る。  合わせて発表した今年1~8月の道内の売買件数は、前年同期比7.5%増の計3652件だった。大半が札幌とみられ、活発な売買が価格上昇を呼んでいる。  東急リバブル札幌支店では、本年度上半期の中古マンション成約件数は前年同期比15%増。新築価格の低下が見込めないため、中古購入に踏み切る客が増えた。佐藤禎晃支店長は「以前は2千万円を切る物件も多かったが、今は3千万円台が中心。築30年以内で立地が良ければ、ほとんどが新築時より高値で売れる人気ぶりだ」と説明する。

「水の中に前屈みで顔をつけた状態で発見」“急死”中山美穂(54)“終の住処”はバーニングが提供していた「70平米ほどの部屋は、彼女好みにリフォームを入れて」

〈「朝7時までLINEのやりとりを…」中山美穂(54)亡くなったのは自宅浴槽内だった「昨夜もインスタを更新、一体何が?」〉 から続く 12月6日、東京渋谷区にある自宅の浴槽で亡くなっているところを発見された歌手で俳優の中山美穂(享年54)。  8日、公式サイトに所属事務所のコメントが発表された。 〈検死の結果、事件性はないことが確認されました。また、死因は入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明いたしました〉 商業ビルの6階に住んでいた  「水の中に前屈みで顔をつけた状態で発見されていて、お酒が入っていたという話もあり、浴槽の中で気を失って溺れてしまったと見られています」(社会部記者)  中山の自宅は繁華街にある商業ビルの6階の部屋。かつて絶大な人気を誇ったスターの住処としては意外なものだった。  ビルの所有者を調べたところ、株式会社バーニングパブリッシャーズと判明した。芸能界で強い権勢を誇るプロダクション「バーニング」グループの音楽著作権などを扱う会社だ。  なぜ、中山がこのビルに住んでいたのか。経緯を知る中山の知人が明かす。 「彼女好みにリフォームも入れて…」 「2014年に中山さんは夫の辻仁成さんと離婚しますが、帰国後の芸能活動を再開する際にサポートしたのが、彼女の音楽関係の権利を全て持っているバーニングパブリッシャーズでした。  当時、彼女は音楽家の渋谷慶一郎氏と交際していて、彼のマンションで半同棲状態でした。フランスに行くと言い出したり、フラフラした感じだったので、真剣に仕事に向き合うためにちゃんと拠点を用意しなくてはならない、ということで部屋を提供されたんです。70平米ほどの部屋は、彼女好みにリフォームを入れて、仕切りの無い吹き抜けの一つの大きな部屋になっています。とても気に入って約10年、この部屋で暮らしていました」  家賃は彼女に入る印税と相殺されるかたちで支払われていたという。  このビルに入る会社に勤務する男性が語る。 「中山さんが住んでいたのは知っていました。何回か朝方にすれ違ったことがある。朝方にひっそり帽子かぶって出かけていくんだよね。有名な人だから周囲に気がつかれないようにひっそりお暮らしになっていたんでしょうね。おそらくですが、事務所の人が迎えに来ていた。最近はあまり姿を見かけていませんでしたが」  親子3人で暮らしたパリでの10年間を経て、東京での一人暮らしもまた、10年で幕を閉じることとなってしまった。