「最高の“すてきな片想い”ができました」中山美穂さんへの好意公言していた“63歳ベテラン俳優”が涙ながらに心境を吐露
12月17日、俳優の柳葉敏郎(63)がメインパーソナリティを務めるラジオ番組『柳葉敏郎の昭和をご唱和願います』(エフエム秋田)に出演。6日に急逝した中山美穂さん(享年54)についての想いを明かした。 同番組はリスナーから寄せられたお悩みに柳葉が答えるコーナーと、柳葉が昭和の流行歌を紹介するコーナーで構成されているが、この日は番組の内容を変更。番組冒頭、柳葉は「去る12月6日、中山美穂さんが他界されました。ショックでした」と切り出すと、中山さんとの思い出を滔々と語り始めた。 柳葉は21年のドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレビ朝日系)での共演が最後の中山さんとの仕事だったと明かし、「俺が悪者役で、ミポリンは生徒さんのお母さんの役だった。思いっきりほっぺを平手打ちで叩かれるシーンがあるんですけどね、いやー、その叩き方が優しかったなぁ」と回想した。 そして、「寂しいという、悔しいという思いばかりです。僕は大好きでしたからね。残った我々がね、彼女の分やっぱり一生懸命人生を全うしなきゃいけないんじゃないかなという思いがある」としみじみと述べた。 続けて、中山さんとのプライベートでの交流の話題に。過去に柳葉の自宅で開いたすき焼きパーティーに中山さんを招待したときのエピソードを披露した。柳葉が中山さんに「どういうすき焼きが好きなの?」と聞くと、「甘いのが好き」だと言われたという。 そこで、柳葉が「俺は甘くないのが好き」と言ったところ、「そんなのすき焼きじゃないよー」と笑われたため、二人がそれぞれすき焼きを作って、他の人に食べ比べをしてもらうことになったそうだ。結果は全員一致で中山さんが作った甘いすき焼きの方がおいしいというジャッジになったのだと柳葉は笑って明かした。 番組中盤には二人が初めて共演したドラマ『すてきな片想い』(フジテレビ系)の主題歌で、中山さんが歌う『愛してるっていわない!』が流れる場面も。同ドラマの思い出深いシーンを聞かれた柳葉は、「俺がやってる野茂がさ、風邪で熱を出してもう意識がないってときに与田圭子ちゃん(中山さん)が来てね、チュッてしてくれるんだ」と嬉しそうにキスシーンの話をし、「俺はな、憧れのミポリンと3〜4カ月仕事を一緒にできた喜びでいっぱいやったなあ」と感慨深げだった。 番組終盤に改めて中山さんへのメッセージを求められた柳葉は、「こういうときはいつもコメントしない人なんだけど、今回ばかりはこの番組でだけ言わせてもらおうかなと思って」と切り出し、ところどころ言葉を詰まらせながらも丁寧な言葉でこう心境を吐露した。 「本当に仕事の上でもプライベートの上でも、すごく友達感覚で時間を過ごさせてもらって。憧れの人とそんな時間を過ごせるなんていうのは本当、最高に幸せな時間だったと思う。彼女がその後送る人生も何気に陰から覗いてはいたんですけど、幸せそうな時間を過ごしているのを見ていると『よかったなあ』って友達感覚で思えました」 そして最後に、ドラマのタイトルにかけて「あなたは何をしていても輝いていました。俺は最高の“すてきな片想い”ができました。ご冥福をお祈りいたします」と述べ、番組を締めたのだった。 「柳葉さんが中山さんに惚れていたというのは有名な話で、先日『だれかtoなかい』(フジテレビ系)にゲスト出演した際も、その熱い思いを語っていました。なんでもドラマ撮影中に中山さんと一緒に飲む機会があったものの、思いを伝えることはできなかったのだとか。中山さんの誕生日に100本のバラをプレゼントしたこともあるそうですし、きっと本気だったのでしょう。今回のラジオでの柳葉さんの声色からは、中山さんへの深い愛情と、心の底から悲しんでいる様子が伝わってきました」(芸能関係者) 憧れと感謝の想いが込められた柳葉の心からのメッセージは、きっと天国のミポリンにも届いていることだろう。
工藤静香×中山美穂「30年不仲バトルの封印を解く!」(1)初めは仲良しだったが…
80年代に全盛期を迎えた2人が今、時を経て再ブレイクしている。“昭和のヤンキー系アイドル”中山美穂(52)と工藤静香(52)だ。同時期に活躍した2人だが、実は水面下でバトルを繰り広げていたようで‥‥。そのタイマン史をひもとく! 先に芸能界入りを決めたのはミポリンだ。82年から少女誌のモデルやCM出演、高校1年の2学期で中退するほど多忙を極めた。転機となったのは85年1月放送のドラマ「毎度おさわがせします」(TBS系)のツッパリ少女役だろう。 「思春期の性をコメディタッチに描いたシモネタ満載のドラマで、彼女も下着姿を堂々と披露。白ブラ&パンティ越しの膨らみかけた乳房と秘部のモッコリを見せ、着替えのシーンでは、桃尻のワレメまで露わにした。デビュー間もない女優とは思えぬ度胸で、全国青少年の人気をかっさらいました」(テレビ誌記者) 同年6月には歌手デビューし、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。12月に公開された映画「ビー・バップ・ハイスクール」(東映)でもヒロインを演じて“ヤンキー系アイドル”の地位を確固たるものとした。 一方、工藤が頭角を現したのは翌年の86年5月。バラエティー番組「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)のオーディションに合格すると、そのヤンキー的存在感で個性を発揮する。 「当時から『バイク好き』『筋の通った人がタイプ』とツッパリ風を吹かせていました。87年5月『うしろ髪ひかれ隊』に抜擢され、おニャン子でもフロントボーカルを任され、8月にソロデビュー。人気は国民的なものになっていきました。地方公演の際には彼女が乗る車を『どちらが先導するかで暴走族同士がケンカになった』と本人が語っているように、ヤンキーからの愛情はとても熱かったです」(テレビ誌記者) こうして活躍していた2人は番組で共演する機会も多くなる。初めのうちこそ仲よしだった2人について女性誌記者が明かす。 「各音楽番組はもちろん、ドラマ『おヒマなら来てよネ!』(フジ系)での共演がきっかけで、2人は親友関係になった。工藤は16歳の時にバイクの免許を取っていて、2人とも18歳の時に車の運転免許を取得。中山は当時、赤いアウディに乗っていて、2人でドライブを楽しんでいたそうです。この頃、中山には恋人がいて、恋バナで盛り上がっていたんじゃないですかね」 その恋人は、人気絶頂の田原俊彦(61)だった。ワイドショー関係者が当時を振り返る。 「91年1月3日、中山が田原のマンションから出てきて、トシちゃんが運転するポルシェに乗ると、成田空港へ直行。ハワイでデートを楽しんだんですけど、秘密のはずだったのに情報が漏れてしまった。カウアイ島でゴルフをしている様子を隠し撮りしたある番組が事務所にダマで放送しちゃったんです。当然、双方の事務所は大激怒でした」 この時マスコミは「婚前旅行」とはやしたてたが、その後、田原を巡って、ミポリンと工藤の仲が引き裂かれる事件が起きてしまう。
「泣けてきます」香取慎吾が明かした『スマスマ』最終回ラスト歌唱後にとっていた“行動”にファン感動
12月17日放送の『星になったスターたち』(フジテレビ系)に香取慎吾(47)が出演。そこで『SMAP×SMAP』(同局系)の最終回にまつわる秘話を明かし、話題を呼んでいる。 『星になったスターたち』は香取と上沼恵美子(69)が’24年に亡くなった著名人を貴重映像とともに偲ぶ番組。番組内で2人は西田敏行さん(享年76)や中山美穂さん(享年54)、桂由美さん(享年94)らの思い出を語っていた。 そんななか人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(同局系)のまる子役の声優を34年間務めたTARAKOさん(享年63)を追悼した際、進行役の上垣皓太朗アナウンサー(23)が香取と上沼に「お2人も人気番組を長年背負われてきましたよね」と話を振った。 すると、上沼は、’16年12月26日に放送された『SMAP×SMAP』の最終回を先日観たと告白。そして「ヒット曲を歌ってどん帳が降りるセットでしたよね」「あれ良かったぁ……。感動しました」と香取に感想を伝えた。そこで香取は、上沼にこう明かした。 「あの後、僕は一人でもう一回あのステージに戻ったんですよ」 「もう一回戻って、ステージに手をついて『一回ステージ降ります!』って言ってポンッて降りて……」 続けて香取は「その後、グループじゃなくなって一人でもステージを始めた時に『戻ってきました!』って」とステージに復帰を報告したと発言。これを聞いた上沼は「画になるなぁ!」と感激した様子だった。 「『SMAP×SMAP』は20年9カ月もの間、放送され続け、最終回の瞬間最高視聴率は27.4%を記録。いまだ根強い人気を誇る番組です。最終回では、過去の映像を振り返る総集編の最後に、たくさんの花が飾られた真っ白なスタジオで、SMAPは1曲だけ『世界に一つだけの花』を披露しました。この歌唱は、SMAPにとって9カ月ぶりの5人での歌唱であると同時に、5人での最後の歌唱でした。5人が歌い終わると幕が降り、記念撮影。そして、5人は静かにセットを去って行きました。これまでSMAPのメンバーが最終回の舞台裏を語る機会が少なかったため、上沼さんの感動もひとしおだったでしょうね」(芸能関係者) 香取のステージへの想いも伺える秘話にファンも感激。Xでは感動の声が上がっている。 《1回ステージ降りますって言ってから戻ってきてくれた慎吾。感謝でしかないよ。今凄く楽しい》 《1回ステージを降ります。戻ってきました。のコメントを聞いたとき涙がバーッと出てしまった》 《スマスマの最終回。5人で歌った場所で1回ステージ降りますってステージに手をついて言ったんだ 戻って来てくれてありがとう》 《泣けてきます…》