東京 世田谷区にある下着などの通販サイトを運営する会社は、不正アクセスを受け、クレジットカード情報などを含むおよそ29万人分の客の個人情報が外部に流出した可能性があると発表しました。
個人情報が流出した可能性があるのは、女性向けの下着を中心とした通販サイトを運営する「三恵」で、9日に会社のホームページで発表しました。
それによりますと、2019年12月27日からことし5月15日の間に会社が運営する通販サイトを利用したおよそ29万人分の名前や連絡先などの個人情報が流出した可能性があるということです。
このうち、クレジットカードで決済した7万1943人の客については、クレジットカードの番号やセキュリティコードなども流出し、一部で不正利用された可能性があるとしています。
ことし6月にクレジットカード会社から連絡を受け、第三者機関が調査したところ、不正アクセスがわかったということです。
会社では該当する客に対して個別にメールなどで連絡するとともに警察に被害を申告するなどの対応をとったということです。
三恵は「多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くおわび申し上げます」とコメントしています。