金子恵美氏 玉木代表は「一瞬でも本気で立憲にかつがれようと思ったのか」本人にぶつけた→ピクッとした顔をして言われたことに不快感

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 元衆院議員の金子恵美氏が26日までに更新されたYouTubeチャンネル「金子恵美チャンネル」に出演し、「激動の連立交渉を振り返る」とのテーマで最近の政局について私見を述べた。

 金子氏は、公明が連立離脱を表明したことに「(高市氏としては)驚きがあったと思うんですけど火が付いて、首班指名に向けて」と、このことを契機として高市氏が一気に動き始めたと指摘した。「まずは高市さんは国民民主党に向いていた。これは間違いないと思います。ですけど、国民民主党さんは野党第1党の立憲さんと。立憲さんが『玉木首班』ということを言い始めたので、そっちとの協議が始まっていたわけです。国民民主党と立憲でまとまってこなければ維新は入りませんということを吉村さんは早々と言っていた。ここがいろいろやったけれども、まとまるはずがなく」と金子氏は笑い気味に。

 「わたし、この前フジテレビの番組で、本人を前にして大変失礼ながら言いましたけれども。一番、基本政策について分かり合えるはずがないということも誰よりも知っているはずの旧民主党出身の玉木さんが、一瞬でも本気で立憲にかつがれようと思ったのか」と笑った。「わたしには『ないだろうよ』と思っていたのに、本当にそう思っていたのか本人にぶつけたらピクッとした顔をして『金子さんらしくない』って言われましたけど」と番組で共演したときのやり取りを振り返った。

 金子氏は真顔になって「そもそも私らしいってなんだと、まず問いたい。宮崎謙介でもないのに私の何が分かるのかと」と家族でもないのに「らしさ」を決めつけられたことに不快感をにじませた。さらに、「らしいからしくないかで言うと、あのあと夫はむちゃくちゃ私らしいって言いました。ははは」と夫の宮崎氏からの評を述べ、声を上げて笑った。宮崎氏は放送後に玉木氏に歩み寄り、「金子がスイッチはいっちゃってすみません」とフォローしたという。

 金子氏は玉木氏に「自民党と維新が近づいてるんだったらその船に乗る方がいいんじゃないの、ここに乗らなかったら一瞬でもかすんだ総理の座のほうが大事に見えますよ」と言ったそうで、「さらにピキッてしてたんですけど」と振り返った。